第1回公演「チェリーパークへようこそ」

期間2013/06/01 (土) ~ 2013/06/02 (日)
劇場APOCシアター
出演藤本真次、並木愛実、みちる、くわナよしゆき、なまきひろ、中野彰夫
脚本中野彰夫
演出劇団オンガクヤマ
説明

はたして、チェリーパークに人は集まるのでしょうか?

これは、チェリーがだいすきで、チェリーのことであたまがいっぱい、
「チェリーでまちをもり上げる!」ってがんばるチェリーパークのお話です。
地元でさくらんぼをつくる人と、都会からきたまちおこしをする人が
チェリールームに集まって、まちおこしのアイデアをいっしょにいろいろ考えます。

でも、「まちおこし」は「ひとおこし」なんて言われることもありまして…。
やっぱり人と人の「あれ」や「これ」やがつきものなのです。
たとえ「うっ」ってなっても、仕事は仕事。やることはやるんだ。
チェリーをもり上げるぞ。激おこぷんぷん丸になっちゃっても
続けるんだ、ってなったりします。
そうして結局は、人と人の「あれ」や「これ」やなんてちっちゃなことになっちゃって、
チェリーパークはいい感じにオトナのまちになっていくのです。

みんなでたのしくまちおこし!
チェリーがいっぱいのチェリーパークへようこそ!

注)チェリールームで起こる4日間の出来事を切り取った、歌も踊りもない会話劇です。

第2回公演「シメったねどこ」

期間2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)
劇場SPACE 雑遊
出演鈴木陽子、大和由紀子、立川幸之進、飯島望、安藤美里、くわナよしゆき、藤本真次
脚本中野彰夫
演出中野彰夫
説明舞台は山中にある大学演習林の研修施設。ここに季節外れの大雨が降るというニュースが舞い込む。そして土砂災害の危険があるこの山に、突然の訪問者が…。彼らの目的は豪雨に関わるリスクの高い調査だった。施設で働く人々は、彼らの無謀な行為に迷惑を被ることに。そして迷惑は人から人へ伝染をしはじめる…。
staff舞台監督:直江正樹/舞台美術:磯山依里/照明:並木愛実/音響:田畑環/衣装:狐塚愛美/小道具:笹川みちる/撮影:齋藤浩/宣伝美術:藤本真次/制作:大橋幸恵/協力:有限会社カンファー、池林房・太田篤哉/企画・製作:劇団オンガクヤマ

第3回公演「ハッピーミルク」

期間2014/12/05 (金) ~ 2014/12/07 (日)
劇場シアターグリーン BASE THEATER
出演たかやまゆい、中島千春、中野彰夫、平石忠央、大和由紀子、大橋幸恵
脚本中野彰夫
演出中野彰夫、直江正樹
説明その小さな離島には、樹齢6000年の巨木がある。
長い歳月をかけて成長してきた幹は、もはや大きな空洞となっていた。
神谷裕二は、この巨木の空洞で「ツリーバー」という店を開いている。

そして、「ツリーバー」に通う二人の女、青山沙耶子と木嶋麻衣。
青山は年寄りばかりのこの島で在宅医療に励み、
木嶋は気が向けば本島でアルバイトをするという日々を過ごす。
彼女らにとって「ツリーバー」は、何もない島の少しだけ特別な場所。
ここに通うことが、いつの間にか毎日の習慣になっていた。

しかしなぜか、「ツリーバー」には彼女たちしかやってこない。
特別天然記念物になってもよいほどの巨木なのに…
島の人はそのことを島外には隠し、ここに寄り付きもしないのだ。

そこにはひとつの理由があった。

やがてこの巨木にまつわる信じがたい事実が明かされていく。
鍵を握るのは、「ツリーバー」に居る、ある存在だった…。

staff舞台監督:笹川みちる/演出助手:直江正樹/舞台美術:寺田万里奈、國吉玲子/照明:宮本彩乃/音響:Tany、斜め九時/衣装:谷浦えり子/小道具:鈴木陽子/宣伝写真:齋藤浩/宣伝美術:中野和子、狐塚愛美/ヘア:watanabe shinichiro/メイク:志田季美奈/制作:大橋幸恵/協力:犀門・太田篤哉、有限会社カンファー/企画・製作:劇団オンガクヤマ

第4回公演「メガネ温泉」

期間2015/11/13 (金) ~ 2015/11/15 (日)
劇場ステージカフェ下北沢亭
出演安藤美里、藤本真次、くわナよしゆき、中野彰夫
脚本中野彰夫
演出中野彰夫
説明メガネ温泉には特別な効能があるといわれている。
その効能を知ってか知らずか訪れた一人の女。彼女は
どうしても譲れない事情を抱えていた。そこに、たまたま
居合わせた3人の男。
メガネ温泉の湯上り処で、複雑な事情が交錯する。

人が、裸と裸で節度を持って分かち合う。
そんな日本人の奥ゆかしさの象徴といえる温泉で起こる
変態&破廉恥騒ぎ。そして、彼らの意外な共通点が明かされる。
やがて女は、一つの決断に向かっていく…。

staff【舞台監督】笹川みちる、【演出助手】直江正樹、【美術】くわナよしゆき、【小道具】鈴木陽子、【操作】田畑環、【宣伝写真】齋藤浩、【宣伝美術】中野和子、【制作】大橋幸恵、【協力】有限会社カンファー、【企画・製作】劇団オンガクヤマ

第5回公演「みな兄弟∞」

期間2017/03/10 (金) ~ 2017/03/12 (日)
劇場遊空間がざびぃ
出演櫻田皓星、藤本真次、飯島望、青木志保、直江正樹、中野彰夫
脚本中野彰夫
演出中野彰夫
説明 古民家をオフィスにする「ランドメイカ」。彼らのミッションは、人と共存共栄できる『意識』を持った人工知能(AI)を開発することだった。急激に進化する人工知能は、近い将来、シンギュラリティと言われる特異点を超え、人類を凌駕するとも言われている。その危機を避けるための手段として、彼らは『意識』を開発し、人と「わかりあえる」人工知能をつくろうとしていた。
しかし、物事はそう易々とは進まない。立て続けに寝耳に水の出来事が勃発し、翻弄されていく中で、やがて人工知能の開発が抱える「闇」が浮かび上がる。それは、人類の厄介な性が生み出す、避けがたい現実だった。今、人工知能による革命的な変化が人類の眼前にある。その現実に直面する私たちは、いったい今、何を考えなければならないのか。
staff【舞台監督】笹川みちる 【舞台美術】くわナよしゆき 【音響】田畑環 【照明】平石忠央 【小道具】安藤美里、鈴木陽子 【衣装】狐塚愛美 【宣伝美術】Queru 【キャスト撮影】齋藤浩 【制作】大橋幸恵、平石忠央

第6回公演「マリーの近況」

期間2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)
劇場ラ・グロット
出演小野亮太、じま、睡(Wキャスト)、櫻田皓星、中島千春、星有香(Wキャスト)
脚本中野彰夫
演出中野彰夫
説明幼なじみが15年ぶりに地元で集まることになった。発案したのは東京に出ていった優子だ。地元に残った一雄と太郎が、神社近くのアトリエを借りてバーベキューをしようと計画したが、その実、内心は複雑だった。なぜなら、幼なじみで遊んでいたころに起きた、ある事故の記憶があったからだ。仲良しだった彼らの関係を変えてしまった一つの事故。その曖昧な記憶は、大人になるに従い、ある真相へと形を変えていた…。
staff舞台監督/笹川みちる 舞台美術/くわナよしゆき 小道具/安藤美里、鈴木陽子
宣伝美術/Queru、齋藤浩 制作/大橋幸恵、平石忠央

第7回公演「ムシ研」

期間2018/06/14 (木) ~ 2018/06/17 (日)
劇場劇場HOPE
出演青木志保、坂田菜津美、櫻田皓星、立川幸之進、星有香、松本栞、渡辺祐子
脚本中野彰夫
演出中野彰夫
説明古来より、日本人と「虫」には、特別な結びつきがあると言われる。誰かの死を「虫」が知らせたり、「虫」の音に季節を感じたりするのだ。日本人には、なぜ、このような感覚があるのか?その正体を解き明かすために、リーダーの御手洗(みたらい)は、国から助成を受け、学問分野の壁を超えた、学際的な共同研究プロジェクトを行っていた。しかし、分野を超えた横断的な研究は難航するのが世の常で、このプロジェクトも例外ではなかった。
そんな中、社会学者の新市(しんいち)だけは、学際研究を成功させるという、強い意志を持っていた。その思いに、少しずつ状況は変わりはじめ、プロジェクトが本格的に動き出したかに見えたが、今度は、全く別の暗礁に乗り上げてしまう。危機的状況に陥っていくプロジェクトだったが、話はそれだけではなかった…
たかが「虫」?されど「虫」?いろんな「虫」に翻弄される日本人たちの姿を、会話劇でシニカルに描く。
staff【舞台監督】笹川みちる 【舞台美術】土田裕一 【照明】柳田充(Lighting Terrace LEPUS) 【音響】宮﨑裕之(predawn)【小道具】鈴木陽子 【衣装・ヘアメイク】藤崎裕一、中野和子 【宣伝美術】Queru、齋藤浩、狐塚愛実 【制作】大橋幸恵、小野亮太

第8回公演「うブホテル」

期間 2019/06/06 (木) ~ 2019/06/09 (日)
劇場 Sheep Studio
出演 太田空也、小野亮太、瀬奈真琴、星有香、若月渉、渡辺祐子
脚本 中野彰夫
演出 太田空也、中野彰夫
説明 1985年。バブル前夜。戦後復興をとげ、高度経済成長を経て、昭和が最高潮へとむかっていく頃。浮き足だつ日本人。だれもがドラマチックな恋愛にあこがれていたファンタジーの世界。想像もしないすばらしい世界に向かう象徴となった、花の都、東京。その片隅で生きた6人の男と女のわけありうブストーリー。
staff 【舞台監督】笹川みちる 【衣装・ヘアメイク】藤崎裕一、中野和子 【宣伝美術】Queru、齋藤浩 【制作】大橋幸恵、小野亮太 【美術協力】シープスタジオ

第9回公演「山家の猿」

期間2021/08/21 (土) 
劇場丹波篠山市民センター
出演井上かずみ、向井克仁、宮垣安伸、三和久実花、もりあゆみ、市田丈、谷田聖璃、中野彰夫
脚本泉湧々
演出泉湧々
説明穏やかな農村で、農業の大敵であるサルが、農作物を喰い荒らすという害獣被害が起きる。猪や鹿、アライグマなどの害獣とは違い、頭がいいサルの対策は容易ではない。被害を受けた農家は緊急対策会議をするために公民館に集まる。害獣対策の専門家は適切な対策方法を論理立てて話すが、被害を受けた当の農家らは、なぜか歯切れが悪い。この地域には、サルを、ただの害獣として片づけられない、複雑な事情があったのだ。それは神社の古文書に記された、猿神の伝承に関わることだった。
そんな中、問題のサルが、公民館のすぐそばに群れを成して現れる。追い返そうと若手農家が飛び出すが、そこで皆が恐れていたことが起こってしまう。伝承に記されたかのような変化が、じわりじわりと広がっていく。
すべては、猿があらわれたことからはじまっていたのだ……
staff【演出助手】井上奈美、【音響】谷野京太郎、【照明】井上奈美、【小道具】太田空也、【衣装助手】中野かずこ、【宣伝美術】Queru、【宣伝撮影】岡田久仁子、【制作】大橋幸恵、【協力】有限会社カンファー

第10回公演「もりもの」

期間2022年11月26日(土)~11月27日(日)
劇場会場:里山工房くもべ2F 音楽室
出演市田丈、井上奈美、田中亜弥、谷田聖璃、中野彰夫、星有香、宮垣安伸
脚本泉湧々
演出太田空也
説明ある木工作業所で働く二人の若者、勇(いさむ)と蒲生(がもう)。勇の父親は6年前に亡くなり、蒲生は子供のころから妹の彩音(あやね)と二人、施設で育った。事務員の香枝(かえ)は、彼らのことをいつも気にかけるおせっかいおばさん。作業所に出入りして、作品をつくるシュンは対人関係に少し障害を持つ。社長の森は、暮らしに少し困難を抱える彼らをゆるやかに支援しながら、木工作業所を切り盛りしていた。
そんな彼らに突然訪れた出来事。だれの日常にも、すぐ隣に潜んでいるその出来事が、関係のバランスを変えていく…。
staff

【舞台監督】中野彰夫 【照明】莵原功、佐伯俊夫 【大道具】井上奈美 【小道具】太田空也 【宣伝美術】中野かずこ 【宣伝撮影】岡田久仁子 【音響・制作】劇団オンガクヤマ 【協力】有限会社カンファー

第11回公演「スナックなみ」

期間2023年10月27日(金)~10月28日(土)
劇場会場:里山工房くもべ2F 音楽室
出演井上和美、井上奈美、兼古 茜、立川幸之進、巻幡愛輝、巻幡真利子、宮垣安伸
脚本泉湧々
演出中野彰夫
説明静かなまちに話題の大型物流複合施設が誘致された。その竣工祝いに、盛大な餅まきが行われ、京子が餅を拾って「スナックなみ」に持ってくる。まちの人々は歓迎ムードだが、スナックなみのママは、これを潮時に、店を閉めることを考えていた。
そこに、このまちを取材に来たという女性が。大型施設ができて、まちがどう変わるのか、人気の動画配信チャンネルで紹介するという。
一方で常連の宮川は、交通安全フェアの準備をしていたが、餅まきのやぐらが撤去されないと知らされ、準備してきた企画ができないと騒ぎ立てる。
まちが変わっていくことはいいことなのか?それとも…?
未来は、京子の娘、10歳の智里の手の中にあった…
staff

【舞台監督】中野彰夫 【大道具】劇団オンガクヤマ 【小道具】井上奈美【音響】田中亜弥、横田亜加里 【宣伝美術】中野かずこ【制作】劇団オンガクヤマ 【協力】有限会社カンファー